エコーPTA(経皮的血管形成術)
血液透析を行っている患者様の多くが内シャントという手術を受けています。動脈と静脈をつなげて静脈を発達させる手術です。この際に針を刺す血管の事をシャントと呼びます。シャントは時々狭窄を起こしますことがありますが、狭窄が酷くなると詰まってしまう場合もあります。
そこで先端にバルーン(風船)のついたカテーテルをシャント内の狭くなった部分で膨らませて広げるPTA(経皮的血管形成術)と言う手術を行います。このバルーン(風船)を広げるときの痛みはとても強いため、局所麻酔を十分に行います。
以前はPTAをレントゲンと造影剤を使用して行っていましたが、当院では手術室で超音波エコーを用いてPTA治療を行い、必要時にのみレントゲンを併用するため、患者様の被ばく量を最小限にとどめることが可能となります。
エコーPTAの特徴
エコー下のPTAの特徴は以下の2つがあります。
- レントゲンを使わないため被爆の心配が全くありません。
また造影剤を使用しないため、造影剤アレルギーの方でも行う事が出来て、造影剤を抜く必要が無いので透析と関係無くできます。 - もう一つは、エコーで見ながら局所麻酔を投与できるため、バルーン拡張の際の痛みは最小限で行えます。
レントゲン室で行う場合は的確な場所に注入できないことがありました。一方エコー下であれば、血管の直ぐ近くに麻酔液を入れる事が出来るため、最小限の痛みで手術を行うことができます。
医療法人社団 アルプス腎クリニック概要
- 院長
- 松下和通
- 診療内容
(診療科目) - 人工透析内科・腎臓内科・泌尿器科
- 住所
- 〒400-0211
南アルプス市上今諏訪732-2 - 最寄駅
- 中央本線竜王駅、身延線常永駅
山梨交通バス 上今諏訪バス停(徒歩4分)
- 電話番号
- 055-269-7315
- FAX
- 055-269-7316
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日祝 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
10:00 - 12:00 | ● | ● | ● | ● | ● | - | - |
15:30 - 16:30 | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | - | - |