シャントとは

そもそもシャントとは、透析の際に血液を体外に一旦取り出す、あるいは取り出して透析装置でろ過した血液を体内に戻すといったことをしやすくする血管のことを言います。それぞれの特徴は次の通りです。

自己血管内シャント

バスキュラーアクセスを作成する際に最も多くの患者様に取り入れられている施術で、前腕部周辺を走っている静脈と動脈をつなぎ合わせていくという内容になります。
これによって、皮下にある静脈内に勢いの強い動脈血が入り込むようになって、静脈は浮き出るようになり、透析時に穿刺がしやすくなるほか、血流が豊富な血管から採取できるので容易に大量の血液が採取可能となります。
手術は局所麻酔下で行われ、手術時間については個人差ありますが、1-2時間程度です。

人工血管内シャント

静脈と動脈をつなぎ合わせる自己血管内シャントでは十分な血液の量を確保できない場合や、自己血管内シャントの作成が困難という場合に用いられる手術です。太い動脈と太い静脈の間を人工血管でつないでいきます。
合成素材のチューブの人工血管は前腕部付近に埋め込むようにします。これにより自己血管内シャントと同様の血液量が確保できるようになります。
こちらも局所麻酔下で行われますが、手術時間については個人差ありますが、2時間程度です。

シャントのトラブルと治療

透析治療は週3回程度行っていきますが、シャントは使用し続けているうちに狭窄してしまうことがあります。
原因は、静脈に血液が大量に流れていくことによる血管内への負荷や透析の度に行う穿刺による血管の劣化などが考えられます。
透析時に十分な血液が採取できないと十分な透析をするのも困難になるため、こういった場合には血液の通りをよくするためのシャントの修復が必要となります。
その場合、当クリニックでは風船がついたカテーテルを用いて、狭窄部位の血管を内側から押し広げて血液の流れを改善するシャントPTA(経皮径管的血管形成術)が行えます。またカテーテルが通せないほどシャントが狭まっている場合は、シャント自体を再生する手術を検討します。

アルプス腎クリニック概要

院長
松下和通
診療内容
(診療科目)
人工透析内科・腎臓内科・泌尿器科
住所
〒400-0211
南アルプス市上今諏訪732-2
最寄駅
中央本線竜王駅、身延線常永駅
山梨交通バス 上今諏訪バス停(徒歩4分)
電話番号
055-269-7315
FAX
055-269-7316
…午後の外来診療は予約(再診)のみとなります。
休診日土曜・日曜・祝日
※手術日は休診となることがあります。
診療時間 日祝
10:00 - 12:00
14:00 - 16:30